★アルコール依存症の家族が幸せになる方法★

アルコール依存症の夫との13年の結婚生活が終わりました。なぜ夫から離婚を告げられたのか?出会いから別居、再同居、離婚、“手放す”ことの意味、“愛って何?”、依存症の本人と共に幸せに生きていくために家族が出来ること、など色々な経験を、みなさんと分かち合えたらいいなと思っています

人生で一番の決断をした話

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【夫の底付き】のエピソードは、経緯を詳しく書かせていただきました。
そして、ブログには書いていなかった、最近判明した元夫と彼女のこと、それにまつわる元義母とのことなども書き加えて、完結しています。
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アルコール依存症の家族が幸せになる方法

アルコール依存症の家族が幸せになる方法

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大変ご無沙汰してしまいました!まききちです。

このブログを楽しみにしていただいていた方がいらしたら、本当に申し訳ありません。
本当に長い間お休みしてしまいました。

今年6月ごろに大きな変化が起りました。
結論から言うと、子供をこちらに残し、来春、私1人で日本に帰国することになりました。

元夫が出て行った直後から、メールでやり取りをしながら精神的にいろいろ助けてくださっていた方がいるのですが、その方が何気なく、“私に元夫の念が付いているみたい。まききちさんの病気(慢性疲労症候群)は、深刻なものではない” というようなことをおっしゃいました。


その時は、“ふーん、そうなんだ…こわっ” くらいにしか思っておらずそのままスルーしていたのですが、その2~3ヵ月後、東京時代の友人が連絡をくれて、その後の体調はどうか、ということを聞いてくれました。

なので、まぁ体調はちょっと良くなったり悪くなったり、トータル、良くはなってない。みたいな話をしていると、突然、その助けてくれていた人は最近何と言ってるの?と聞きました。

それでそのことを思い出して、「そういえば、こんな事言ってたわ」と言うと、それはちゃんと見てもらった方がいい、と言ったのです。

 

***霊的な話がお嫌いな方は以下読み飛ばしてください***

 

その友人が最近、ユタさん(霊的な人)と知り合って、身近で生き霊やら何やらの体験をしたらしく、私の “元夫の念”というのもそうかもしれない、ということで、とりあえず写真を送って見てもらうことになりました。

 

その数日後、また彼女から連絡があり、結果、やっぱり私に元夫の生き霊が憑いているとのことでした。

「相手のテリトリーにいてはずっと支配され続けて身体も良くならないし、むしろ命も危ないから、すぐにでも離れた方がいい、子供を連れて日本に戻った方がいい」と言っていた、とのこと。


私は、子供が高校を卒業するまでは、体調が悪くても何でも子供のそばで、こちらでがんばるつもりだったので、そんな事を言われても…と思いました。

実際、子供が16歳になるまでは、もう片親の承諾なしに子供を国外へ連れて行くことができません。(ハーグ条約

元夫は子供をとても愛していて執着もしているので、私が子供を日本へ連れて帰ることを承諾するはずがない。それはとても無理な事なのです。

ということを説明はしましたが、彼女はどうしても譲らなくて、私も、こちらにはこちらの事情もある、そんなに簡単なことではない、と譲りませんでした。

結局、自分が言っても納得しないので、そのユタさんと直接(ビデオ通話で)話した方がいい、と言われ、そのまた数日後その方とビデオ通話で対面することになりました。


その結果は、やはり同じでした。
子供が16歳になるまであと2年少しなので、あと2年こっちに居ても大丈夫か?と聞くと、即、ダメ。と言われる始末。
元夫の写真を見て、「すごく弱い人」とも言っていました。(その通り)
おまけに、この土地のエネルギーも良くない(私にとって)と言われました。

話した後、しばらく考えました。
その話を信じるかどうかは自分次第。
でももしそれが本当で命を落とすような事があれば、子供のそばで生活する云々言っている場合でもないし…。

実際に、私の身体は年々良くなるどころか、むしろ悪くなっているように感じます。

なので、その話の中でもあったのですが、「病気療養を理由に子供を連れて帰れるかも」という可能性に掛けてみることにしました。とりあえず。

まずは翌日、こちらに30年近く住んでいる、近所に住む日本人女性に相談をしに行きました。
もしかしたら、そいういう事をした人を知っているかもしれない、と思ったからです。

結局誰も知らなかったのですが、その方もそばで私を見ていて、また、ご主人が20年ほど前に私と同じ病気にかかったこともあり、「生き霊の話は別としても、まききちちゃんは日本に帰った方が良いと私も思う。病気も治ると思う」と言いました。

「お母さんがハッピーじゃないと子供もハッピーじゃないよ」とも。
その瞬間、涙がドッとあふれて号泣してしまいました。

「私の本当の気持ちは、ずっと日本に帰りたかったんだ」ということに気づいたのです。
子供のため、と自分の本当の気持ちにフタをして、我慢していたのです。
「自分の気持ちにフタをして我慢する」という、依存症の家族あるあるを、またやっていました。


 


それからは、病気療養を理由に子供を連れて帰る方法と、日本で子供が行ける学校探し。数週間、毎日これにほとんどの時間を費やしました。

数人の弁護士さんに聞いた結果、相手の承諾なしに子供を連れて帰るのは難しいだろう、という意見ばかりでした。
こちらでは日本と違って、共同親権が普通。そして、子供の幸せを一番に考えた判決が出るので、すでに就学していてその土地での生活基盤ができていたりすると、1人の親の都合で子供の住環境を変える、というのは難しいというのです。

もう片親が依存症というのは理由にならず、例えば刑務所に入っていて子供の面倒を見ることが出来ない状況、などというのでなければ、普通は認められない、とのこと。
病気療養が理由なら、1人で帰国して、治ればまた戻ればいい、ということになるだろうね、ということなのです。
子供自身が、よっぽど私と日本で暮らしたい!!と言わない限りは。。


厳しい・・・


でも子供の気持ちを考えると、その考えは真っ当だと思います。

うちの息子は父親が大好きで、2人の関係も良好です(今は見ていないので知りませんが、そこは変っていない感じを受けます)

それに、彼は10歳~14歳の今までをこちらで過ごしているので、すでに友達関係も出来てしまっています。この年齢からまた転校、住環境を変えたいとは言わないだろうなと思いました。


でも、子供にこの話をする前に、彼が日本に帰ると言った時のために、日本でも彼が行けそうな学校を調べに調べました。そして、絞った数校に電話で問い合わせをしました。
結果、日本語が小学校低学年レベルでも受け入れてくれて、英語で受験ができたり、英語で全授業をしている日本の高校は、調べに調べても、たったの3校。
授業料が払えそうにないのが1校あったので、残るは2校。

厳しい・・・


①子供が「日本の学校に行く」「お母さんについて日本へ行く」と言ってくれる

②子供を元夫の元に残し、1人で帰国する

この2択です。

 

①の可能性は低い。。。でも、私は本当に息子を残して1人で帰国していいのか…???
葛藤が続きました。
そして機会があるごとに、友達に電話をして相談しました。
ある友達は、元夫とその母親にひとり娘を奪われたことがあります。(1年半ほどした後、娘さんが成長したこともあり、彼らの洗脳が解けて彼女の元へ戻りましたが)
子供と離れて住んだ経験のある彼女に相談してみたら、近所の方と同じことを言ってくれました。

「離れていても大丈夫。お母さんが元気でハッピーな方が子供にとってもいい」と。

ある友達は、「私の友達は、離婚して親権は元夫が持っているから子供とは時々しか会えないけど、仕事にも復帰して自分の第2の人生を楽しんでるよ。子供もお母さんがハッピーな姿を見てハッピーと言っている」と言っていました。

また、「子供をボーディングスクールとかホームステイさせていると思えば、タダで面倒みてくれるんだから、ラッキーと思えばいい」なんて事も(笑)

ものは考えようだな、そう思いました。
あと4年もすれば息子はどの国に住もうが自由だし、それほど悲壮な気持ちになることもないのかも、と友人たちと話していて、気持ちが楽になりました。

あとは、子供の気持ちに任せるしかない。

もし何かがあって、どこかのタイミングで、子供が私を求めて日本へ住みたいと言ったら、その時にちゃんと養えるように、自分が生活基盤を整えておこう、そう心に決めました。

子供に話した結果は、やっぱり彼は学校を変えたくないと言い、こちらに残ることになりました。

今は、残された少ない時間を、彼との1日1日を、大切にしながら生きています。

 

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