★アルコール依存症の家族が幸せになる方法★

アルコール依存症の夫との13年の結婚生活が終わりました。なぜ夫から離婚を告げられたのか?出会いから別居、再同居、離婚、“手放す”ことの意味、“愛って何?”、依存症の本人と共に幸せに生きていくために家族が出来ること、など色々な経験を、みなさんと分かち合えたらいいなと思っています

スポットチェックで気づいたこと ~ 人と比べて劣等感

こんにちは!まききちです。お越しいただきましてありがとうございます。
はじめましての方は、こちらをどうぞお読みください^^

 

★amazonから本が出版されました★

【夫の底付き】のエピソードは、経緯を詳しく書かせていただきました。
そして、ブログには書いていなかった、最近判明した元夫と彼女のこと、それにまつわる元義母とのことなども書き加えて、完結しています。
よろしくお願いします★

アルコール依存症の家族が幸せになる方法

アルコール依存症の家族が幸せになる方法

 

 

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先日、過去1年分のスポットチェックをスポンサーとしてもらいました。

(スポットチェックというのは、回復のプログラム12ステップのステップ4、5をする事で、自分の中に溜まっていた悪いものを手放して楽になるツールです)

元夫の項目が一番多かったのですが、それはもう先日の気づきによって、ほとんど自分の中で解決して手放せていました。

次に多かったのが息子です。 元夫の言動に巻き込まれて感情的になってしまったことで、息子に対する言動にもそれがチラチラと出てしまい、彼を傷つけてしまっていた事。
もうこれ以上、それをしてはいけないのはもちろんですが、それより今一番、私がしなければならないのが、母親としての自信を取り戻す事でした。

というのは、別れてから、元夫と比べて劣等感を抱き、知らず知らずに親としての自信を失くしていたのです。

①自分は体調がずっと悪く、ご飯を作ること以外、息子に何もしてあげられていない。 一方の元夫は、パートナーもいて家族っぽい形になっている、そして体は元気だから息子をどこかに連れて行ったりする事も出来ている。

② 私は前々から、息子とあまり対話をしてこなかったが、元夫は前からよく話をしていた。

専業主婦だった私は、生まれた時から常に息子と一緒にいて、幼稚園や学校、習い事の送り迎えは毎日していたけれど、それほど会話という会話をしてこなかったように思います。

元夫の依存症に巻き込まれて、そっちにばかり意識がいっていまい、きちんと子供に向き合ってあげられていなかった、いうのもあります。

元夫が一緒にいた時は、休日など子供の相手をしたり会話をするのは、彼の方でした。
(彼は不在の方が多かった気はしますが、一緒にいた時はそんな感じだった気がします)

私は、母親と子供の関係は絶対的だから、という傲慢な考えで、そういった事は彼がいる時は彼に任せていたように思います。
例えば、子供がある程度大きくなってからは、外食をすると子供の隣に座るのは元夫。
私はもう、”どうぞどうぞ、父子の絆を深めてくださいな” という思いで目を細めて彼らを見たり2人のツーショット写真を撮る、というような感じでした。

私は、もちろん子供と会話はするけれど、余計な話まではしない、といった感じで、自分があまり出来ない事を元夫がしてくれていて有り難く思っていました。

 


それが、別れてみると私と息子は一対一。
私の他に、息子といろいろ会話してくれる人がいません。

さらに、相手はあちらの家でパートナーも含めて息子とよく会話している様子。

それで私は焦ってしまい、子供との会話を一生懸命しようとするようになりました。
でも、元々得意としていないので、話題を探すのに必死。

きっと子供も、お母さん、なんか必死で僕と話そうとしてるなと思っていたかもしれません(汗)

この事をスポットチェックで吟味していた時、スポンサーが言ってくれました。
「自分が親にしてもらってない事は、自分も子供にできない。どうやっていいか知らないからね。それは仕方ない事ですよ」と。

私と母の関係も同じで、私は母の愛情を感じて育ったけれど、それほど色々な事を話す関係ではなかったように思います。

なるほどなと思いました。

逆に、子供のころ親にしてもらえなかった(してもらいたかった)事を、反面教師的に我が子にしている人もいます。
元夫がそうで、自分は父親の愛情を受けずに育ったので、息子のことを溺愛しています。

それはそれですごいし、良い事だと思います。 私はきっと、母とそれほど色々会話をしなかった事を、何とも思っていなかったのでしょう。
すごくたくさん会話する間柄じゃなくても、愛は感じていたし、私も母を普通に愛していました。

ということで、私は元夫と自分を比べて勝手に劣等感を抱き、焦っていたのでした。

でも、自分は自分。
人と比べず、自分は自分らしく子供を愛すればいい。
母として自信を持って、堂々としていればいいのです。

そう気づいても、なかなか急に変わる事ができるかどうかは分かりませんが、少しずつでも変わっていけたらいいなと思っています。

以前のように、母親として凛としていられるように…★

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